断食道場

断食道場

断食道場

 

ダイエットを志す人なら誰もが一度は行ってみたいと憧れる場所……。

 

そう、それが断食道場です。私の周囲でも「体がすっきりした」「やせた」といった声がちらほら聞かれるようになり、「それなら行かなくちや!」とさっそく足を運びました。

 

こういったイベントには、一緒に頑張ってくれるパートナーがいると心強いもの。このとき「私も行くわ!」と手をあげてくれたのは……同じくダイエッターの母でした。

 

考えてみれば、母と私にとってダイエットは永遠のテーマ。母娘ふたりで決意を新たにして向かいました。

 

私たちが足を運んだのは、お寺の一部を改装してつくられた断食道場。3日間のショートコースを選びました。

 

母とはときどき一緒に出かけていましたが、こんなストイックな旅は初めて! もちろん断食そのものも初体験だったので、ワクワクしながら訪れました。

 

断食開始

 

いきなり食事を断つのではなく、初日は酵素ジュースや野菜スープなど液体のものが供されます。

 

食事と食事の間もスポーツや山歩きなどが用意されていて、案外忙しい。緑に囲まれた気持ちいい環境で、ゆったりと過ごすうちに時間が過ぎていきました。

 

「お腹が空いて辛くならないかしら?」と心配だったのですが、実際に飛び込んでしまえば意外に平気。環境が変わることで誘惑が減りますし、「断食にチャレンジする」というワクワク感が気持ちを後押ししてくれるようでした。

 

「お腹が空いてはいるけれど、全然大丈夫!」という感じで初日は終了しました。

 

続いての2日目は、スープもなし。お茶などは飲みますが、基本的に食事らしい食事はなしになります。1人だったら悲しくなるところを、「さすがにお腹空くわよね」なんて母と話をすることで気を紛らせました。

 

ヴァカンスと違って「このレストランに行きたい」「ショッピングはここで」といったお目当てもないので、のんびりと、それは贅沢なひとときを過ごしました。

 

そして3日目。お腹が空っぽなせいか、スッキリと気持ちよく目が覚めました。この日は回復食ということで薄いお味噌汁と柔らかいご飯を少しいただくのですが、その美味しいこと!

 

たった3日、本当の意味での断食は1日だけでしたが、それでも味覚がリセットされ、素材の味がわかるように感じられたのは大きな収穫です。
日頃の食事量や味付けを見直す機会にもなりましたし、「断食は回復期こそ大切」いった知恵も身につきました。

 

ほとんど体重は変わりませんでしたが、、とても満足度の高いステイでした。

 

もう一度断食したい?

 

ではまた断食道場に行くかと聞かれると……正直、あまり行きたくありません。

 

母とのプチ断食旅はそれはそれは楽しかったけれど、「同じお金を払うなら、やっぱりヴァカンスに行きたい!」というのが母と私の結論です。

 

決して安いとは言えない金額を払うのに、お食事も楽しめない旅行はもったいない。であれば、ダイエットを日常に組み込む努力をして、旅行は目一杯満喫したいと思ったのです。

 

断食に興味ある方なら、一度は訪れる価値があるでしょう。環境が変わるので意外と乗り切れますし、断食の良さについて、正しいやり方について学ぶにはぴったりの場所です。

 

ダイエット目的というより、リセットのきっかけ作りや隔絶した環境を求める方向きかも。また、「自宅で、自分の意志でプチ断食なんてできない」という方は、トライしてみるのもいいのでは?