トレーナーと二人三脚のキツイ運動と食事制限

トレーナーと二人三脚のキツイ運動と食事制限

トレーナーと二人三脚のキツイ運動と食事制限

 

流行りものに目がない私かチャレンジした中でも、ダントツのキツさだったのがこのダイエットです。「ビフォーアフター」のテレビCMでおなじみ、タクシーに乗れば「こんなにやせました!」という成功例がずらり。それらを見ているうちにいてもたってもいられず、「今度こそ!」と決意して乗り込みました。

 

このダイエットを指導しているジムはとても頼もしく、相談に行くと「結果にコミットします!」と断言してもらえました。「ただし、こちらの指導通りにやってくださいね。必ずやせられますから!」という言葉に、ダイエット難民の私はうっとり。2ヵ月という期間限定で、トレーナーさんと二人三脚の毎日が始まりました。

 

こちらの一番の特徴は徹底した高たんばく低糖質の食事。

 

筋肉のもととなるたんぱく質はしっかり摂りますが、糖質や脂質は徹底的にオフします。ですから果物はもちろんですが、糖質を多く含む根菜類もNG。

 

火を通すと甘みを感じる野菜、たとえばさつまいもや大根やれんこん、にんじんといったものも食べられません。うどん、ラーメン、パスタなどの麺類、そしてご飯やパンといった主食類も論外。

 

また、お肉も脂質の多い部分はNGですから、カルビやサーロインステーキも当然ダメ。食べられるたんぱく質は、鶏のささみや卵、豆腐、シーフードがメインになります。当然のことながら、お酒も飲めません。

 

始めてみると、この食事制限は想像した以上に大変でした。まず、外食はまったく楽しめません。誰かと食事をするときに、「私は刺身と冷や奴だけでいいわ」「お酒も遠慮するわ」では、自分も相手もつまらないですよね。自然とお声がかからなくなりますし、誰かと食事しようという
気もなくなってしまいます。

 

会社にいても、ランチに出かけるスタッフを見送ってゆで卵やサラダを食べるような生活ですから、正直、本当につまらない。覚悟して始めたはずの食事制限でしたが、この人との食事を全く楽しめない状況は予想していたよりはるかに辛いものでした。

 

普通の食事をしたい、誰かとおしゃべりしながら食事を楽しみたい、というストレスがたまり、イライラしっぱなしでした。

 

さらに、家での食事です。当然ですが毎日家族は食事をします。カレーライスやハンバーグ、シチューなどを「美味しそうね」と見守りながら、一口も食べられないという状態も、かなりストレスフル。

 

「食べないの?」なんてのんきな質問をされながら、じっと耐え続ける毎日でした。

 

ただ、トレーナーさんとの二人三脚というシステムはいい感じでプレッシャーになります。

 

「食べたものをすべて写真に撮って報告すべし」というのがこのジムの掟なので、うっかり抜け駆けはできません。あとで報告すると思うと、食べるものに自然と意識がいくのです(こっそり食べることはもちろんできますが、「こんなにお金をかけて、運動も頑張っているのに食べるわけにはいかない!」と、頑張れてしまうのがこのジムのすごいところです)。

 

これまでは食事制限をしても1〜2週間くらいで挫折していた私ですが、どうにか2ヵ月間やり通すことができました。

 

 

運動もかなりハード

 

食事制限も辛かったけれど、運動もハードなのがこちらのジムの特徴です。トレーナーさんについてエクササイズをする経験はそれまでも何回かありましたが、こんなにハードなのは初めて!。

 

「普通、女性向けの筋トレでこんな重たいものを持たせませんよね?」と言いたくなるくらいの負荷は当たり前。「コレくらいから始めましょう」と渡されたダンベルはなんと30s。

 

普段だったらとても持ち上げられないと思うのですが、トレーナーさんに励まされ、煽られ、頭が真っ白になりながらこなすことに。腹筋、背筋、ハムストリングス……プロのアスリートかと重いようなハードな筋トレを大きな筋肉を中心に行っていくのです。

 

途中か文字通り泣きなが行っていて、終わったときには生まれたての子鹿のように、足元からヨロヨロと崩れ落ちてしまいました(笑)。

 

そのジムは地下にあったのですが、帰りには階段を上がることすらできなくなり、手すりにすがって這うように昇りました。

 

そんなハードな筋トレと徹底した食事制限の2ヵ月を経て、私の体型がどうなったかと言うと……体重は5s減りました。私の場合、やせるとしても1ヵ月に3s以内が理想的なので、いいバランスです。

 

驚いたのは体脂肪率! なんと8%も減りました。あれだけの食事制限と筋トレをしたのだから当然かもしれませんが、これだけ短期間で脂肪を燃やし、筋肉量が増えたのは初めての経験でした。

 

当初はハードすぎて倒れそうだった筋トレにも慣れるもので、重たいダンベルもラクに持ち上げられるようになるから面白いもの。辛くないわけではないのですが、「やればこんなにできるようになるんだ!」という自信にはつながりました。

 

当然デメリットもある

 

ただ、デメリットもありました。1つはコレステロール値が上がったこと。食べられるものが限られているので、主にシーフードやチーズばかり食べていたのですが、健康診断でこれまで言われたことのなかった、コレステロール値の高さを指摘されました。

 

食事を元通りに戻して数力月で回復したのですが、もともとコレステロール値が高めの人、ある程度年齢が上の人には無理だなと思いました。それに、この方法はビタミンやミネラルなどの栄養バランスを考えたものではないですから、決して美容にいいわけはありません。

 

私はサプリメントを意識的に摂取していたこともあり、肌が荒れるようなことはありませんでしたが、もしもあのまま続けていたら、確実に影響があったと思います(だからこそ、2ヵ月限定でやるダイエットというふれこみなのでしょうが……)。

 

もう1つは、ものすごいリバウンドがあったこと。2ヵ月も糖質をカットすると、体が「糖質待ちモード」になるので、それまでの普通の食事に戻したときに吸収がよくなってしまうのです。

 

「あんなに頑張ったから」とダイエット後も食事には気をつけていたつもりですが、あっという間に体重は元通りになってしまいました。

 

さらにもう1つ、「体重」ではなく「体型」を気にする女性にとっては、不安材料も。

 

あれだけの筋トレをこなしているため、かなり筋肉量がアップします。スレンダーに引き締まればいいのですが、体質によってはかなり大きい印象になってしまう可能性があります。

 

ただウェストを細くしたいだけなのに腹筋がつきすぎて割れたり、脚が筋肉でパンパンになってしまっては困りますよね。筋肉がつきやすい方は注意したほうがよさそうです。