野菜ジュースで確実に痩せるダイエットになるの?

野菜ジュースって痩せる?

野菜ジュースは野菜の代わりにはならない

 

現在の食事量が本当に自分に合った適量の食事なのか、なかなかやせない人は見直す必要があります。

 

具体的には「1日に必要なエネルギー量を知る」で説明した、自分の適正な推定エネルギー必要量を知ること。

 

そしてそれを実践しながら、一汁三菜スタイル(汁物1品に玉菜1品、副菜2品)でカラダに必要な栄養素を過不足なくとれる、バランスのよい食事を維持することです。

 

また5分で食べ終えてしまう人は、いつもより少しだけゆっくり食べてみましょう。

 

それにはゆっくりとよくかんで味を楽しむこと。

 

よくかむと、食欲をおさえるレプチン、ヒスタミンが、またおいしさを味わうとセロトニンが分泌されて、無理なく食事量がおさえられます。

 

適正量は個人によって差がありますが、カロリーだけ合わせても、栄養バランスが悪かったり、満足感がなかったりして、うまくいかないこともあります。

 

満足のいくくらいの食事の量を確保しつつ、過不足のないような栄養素を摂るための食事、栄養バランスのきちんととれた食事をするいちばん簡単な方法は、定食のスタイルの食事にすることです。

 

昔からいわれる「一汁三菜」が基本です。

 

主食(ご飯、パン、麺類など)に加えて汁物1品、主菜1品(肉類、魚介類、卵、大豆製品)、副菜2品(野菜、海藻、きのこ類、牛乳・乳製品、いも類、くだもの)とそろえましょう。

 

一番大切なことは、毎食において、生の状態なら両手いっぱい、加熱調理してあるなら片手いっぱい、小鉢なら2品ぐらいの野菜を食べることです。

 

どうしても野菜を食べることができないという時は、次の食事(昼に食べれなかったら夕食で)で帳尻を合わせをするようにしてください。

 

よく、野菜を食べる代わりに野菜ジュースを飲むという人をみかけます。

 

しかし、野菜ジュースは食事で摂るような野菜の代わりにはならないことを覚えておいてください。

 

野菜ジュースには不溶性食物繊維がそんなに含まれていなかったり、大事な栄養素が一部欠けていたりするので、野菜を食べるのと同じような効果を期待するのは難しいと思います。

 

野菜の代用品にはなりませんので、利用するのは状況的にどうしても野菜の摂取が難しい場合に限ってください。

 

野菜ジュースを減らしたら体重が減った60歳の男性

 

あるひとり暮らしの男性(60歳)は、血液検査の結果、中性脂肪、血糖値が高いということでした。

 

ひとり暮らしで、ご飯は自分で炊くようでしたが、料理はあまり得意ではないので、おかず類は惣菜を買っていました。

 

それでも、食事には大変気をつかっていて、野菜ジュースはカラダにいい、玄米はミネラルたっぷりといった健康に役立ちそうな情報を聞いては、そうしたものを食事にとり入れていました。

 

毎食、野菜を食べずにくだものと野菜のミックスジュースを200ml、1日合計600ml飲んでいました。

 

主食には消化によいとされるお餅をとり入れていて、1日2回、1回の食事で3〜4個、ご飯のときには、玄米入りご飯をどんぶり1杯、野菜やくだものはジュースで代用。

 

糖質が干不ルギーに変わるときに必要なビタミン類、血糖値の上昇に影響を与える食物繊維も明らかに足りない食事内容でした。

 

そこで、主食、主菜、圉菜の構成に変え、栄養バランスを整えるため主食の量を減らし適量にすること、毎食、野菜を摂取すること、医師からの指示カロリー(治療のために1日に必要なカロリーを医師が判断して指示するカロリー)1600キロカロリーの食事をすることにしたそうです。

 

大量にジュースを買い置きしているので、なくなるまでは1日のどこかで飲みたいということで、朝食に200mlだけ飲むようにしたみたいです。

 

ジュースは、野菜やくだものの代わりにはならないと理解して、くだものは生のくだもので1日200グラム程度を昼食にとり、野菜は、つくり置きできる野菜スープを毎食食べるようにしたそうです。

 

その結果2ヵ月後には、中性脂肪、血糖値が正常範囲内になったらしいです。

 

この人のように、マスコミ等でカラダによいといわれたものをとり入れ、たくさん食べれば食べるだけよいと考えてしまう人は少なくありません。

 

野菜ジュースはもちろんのこと、カルシウムが豊富といわれる、牛乳、ゴマ、ちりめんじやこなどのとり過ぎな人も多くおられます。

 

「過ぎたるは及ばざるかごとし」と覚えておいた方がいいのかもしれませんね。