免疫力をアップさせる

免疫力をアップさせる

免疫力を左右するのは生活習慣

 

体内時計ダイエットによって、減量以外にもさまざまな効果が期待できます。「免疫力」をアップする効果もそのひとつです。

 

免疫力とはカラダを守る力、自然治癒力のことで、生活習慣、食事、ストレスなどで上がったり下がったりします。飲み過ぎ、食べ過ぎなどでお腹の調子が悪くなるとカラダに必要な栄養素がうまくとり込めなくなりますし、夜更かし、運動不足、喫煙、肥満、高血圧などがあっても免疫力はドがります。

 

生体内リズムにそった生活、食事をしていることで、生体の「恒常性維持機能」(生体がさまざまな環境の変化に対応して、体内の状況を一定に保って、生存を維持しようとする作用のことで、「体温調節」などがよく知られています)が正しく機能し、腸内環境がよくなり、結果的に免疫力が上かっていきます。体内時計ダイエットによって健康なカラダをつくることは、免疫力を高めることにつながります。

 

免疫力を上げる食生活

 

また、昔より強くなった紫外線、食品に入っている添加物、活動時間が長くなったことで起こる睡眠不足など、現代の生活では、たくさんの環境汚染、ストレスにさらされています。これらの危険因子からカラダを守るためには、生体リズムに今った正しい生活習慣を維持することが一番大切ですが、免疫力をアップするには、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含んでいる野菜類や発酵食品である乳製品を、毎日の食事から摂取することが特に重要です。

 

食事の中にかみごたえのある食品をとり入れることも必要です。よくかむことで免疫機能をもつ哈液の分泌を促し、口の中の殺菌作用を高めるとともに、胃腸の消化も助けてくれます。

 

また、食物繊維をたくさん摂取することで腸の働きが活発になって、蠕動運動(ミミズのように動くこと)が排便を促し、食べ物と一緒に体内に入ってきた有書物質や、体にたまっていた老廃物、そして発がん性物質などを体の外に排出してくれるのです。

 

ヨーグルトなどの発酵食品には乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれていることは誰もが知っていることだと思いますが、ごほうやたまねぎなどの野菜にはオリゴ糖というものが含まれていて、オリゴ糖は善玉菌のえさとなって、増殖を助けてくれます。

 

日頃から腸の活動をスムーズにさせましょう。便秘や下痢、特に早食いの人は、あまりかまないで食物を飲み込むため、残りかすが腸内で異常発酵して下痢をすることがあります。ゆっくりよくかんで食べることも免疫力を上げます。

 

また野菜やくだものの色や香りの構成成分になっているファイトケミカルは、第7の栄養素といわれ、免疫力とも深いかかわりをもっています。

 

体内時計ダイエットでは、特に野菜の摂取が重要です。たっぷりの野菜を食べることが大切。いろいろな野菜を十分食べること、栄養バランスのとれた食事、生体内のリズムに合わせた生活習慣、ゆっくりよくかむ食生活を送ることで、体内時計ダイエットを成功させ、免疫力をアップさせましょう。

 

「プチ断食」で免疫力を強化

 

また、断食によって免疫力がアップすることが最近の研究でわかってきました。白血球やリンパ球は空腹状態で活発になりますが、逆に満腹状態だと白血球白体の動きも鈍くなり、体外から侵入する病原菌などに対応しなくなります。その結果、風邪をひきやすくなるのです。断食によって、白血球を空腹状態に置くことが、免疫力の強化につながるのです。断食にはミトコンドリアが増えて若返るメカニズムや、活性酸素を消す働きがあるという報告があります。

 

「プチ断食」は、本格的な断食のように長期問欠食するのではなく、1日だけ必要最低限のエネルギーや栄養素や水分は摂取しながらおこなうものです。少し太ってきたかな、前日食べ過ぎて食欲があまりないな、というときなどを上手に使って、生活の中にプチ斷食をとり入れるとよいでしょう。1ヵ月に1回程度がおすすめです。

 

ただし1日2食などの習慣的な欠食は、断食とは違います。欠食が習慣化してしまうと、体は飢餓状態だと判断してしまい、体に脂肪をため込むように働いてしまうため、太りやすくなってしまいます。また、1食当たりの食事量が3食のときに比べて増える傾向にありますので、結果的に太りやすくなります。