体脂肪の量を下げる

体脂肪の量を下げる

CTスキャンで内臓脂肪を確認する

 

医療機関で、血液検査をはじめとする身体計測、血圧測定、尿検査などをしてみましょう。「己を知る」ことは、ダイエットをするためにとても有効です。

 

特にビジュアルに訴えたものがおすすめです。検杏値の数字だけを見ても、それが高いか低いか、実感がわかないことも多いと思います。そこでおすすめなのが医療機関でおこなっている腹部CT検杏です。検査は、寝ているだけで2〜3分で終わります。現像された写真では、腹部についている内臓脂肪をハッキリと兒ることができます。

 

検査結果は、皮下脂肪面積、内臓脂肪面積、令体脂肪面積、内臓脂肪率、ウエストBMIが測定結果として出ます。体脂肪には、皮ド脂肪と内臓脂肪の2種類があり、皮下脂肪と内臓脂肪は色で判別できます。

生活習慣病を引き起こす内臓脂肪

 

特に内臓脂肪は腸間膜に蓄えられるのがほとんどであるため、生活習慣病や動脈硬化の原因になりやすいのです。内臓のまわりに脂肪が蓄積しすぎると脂質異常症(中性脂肪やLDL―コレステロールが高い状態)、高血圧が起こり、心筋梗塞、脳梗一万などの心血管系疾患につながります。

 

この内臓脂肪から、脂質、血糖、血圧に影響を与えるホルモンが出ていると。一般的に考えられています。脂肪が蓄積しすぎた状態にあると、脂質、糖質、血圧に悪い影響を与えるホルモンであるレジスチンと呼ばれる悪玉ホルモン、脂質の1種である遊離脂肪酸がたくさん出て、脈質、糖質、血圧によい影響を与えるホルモンであるアディポネクチンが出にくくなり、その結米、脂質、血糖、血圧に問題が出てきます。内臓脂肪をため込まないようにすることが大切なことなのです。

 

皮下脂肪は皮膚の下の皮下組織という場所につく脂肪のことで、カラダの外からつまむことができます。皮下脂肪は、内臓脂肪と比べても代謝が悪い性質があるので分解されにくいという欠点があるのですが、生活習慣病の原因にはなりにくい脂肪なのです。しかし、増えすぎるとひざなどの骨格に負批がかかりやすくなります。皮下脂肪型の肥満は、あまりひきしまった体型には見えにくく弛んだ体型になります。

 

自分が皮下脂肪が多いタイプなのか、内臓脂肪が多いタイプなのかを判別するには腹部のCTスキャンをしてみなければわからないのが現実です。CTスキャンで検査をした結果が、内臓脂肪面積100平方センチメートル以上あるという場合は内臓脂肪型肥満と判断することができます。内臓脂肪型肥満は糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの合併症が起きやすいので注意が必要となってきます。

 

体脂肪面積の計測で肥満度をチェック

 

ダイエットというと体重を気にすることが多いのですが、実は、体重よりも「体脂肪」のほうが大事なことはあまり知られていません。かくれ肥満といって見かけ上は太っていなくて、しかもBMIも25未満であっても体脂肪が多い方がいます。かくれ肥満型の多くは内臓脂肪型肥満といわれています。カラダは、筋肉、水分、脂肪、骨などで構成されているので、体重が減ったとしても単純に水分か減っているだけのこともあります。

 

脂肪細胞の数は、思春期以降に増加することはまれといわれています。成人の肥満は、脂肪細胞の数が増えるのではなく、細胞内の脂肪蓄積量が増えるために起こるのです。

 

自分の肥満が皮下脂肪型か内臓脂肪型かをCT検査をして杷握することが、生活習慣、食習慣を改めるきっかけになります。体内時計ダイエットを実践し、適度な運動をして体脂肪量を下げていきましょう。